本を読むだけじゃ意味ない?!読書の効果をグンと上げる7つの方法

「本を読まない人は貧乏になる?!」

本を読む人は読まない人に比べて、20%も年収が多くなると言われています。

具体的には、本を読む人の方が将来的に肉体労働をしないという研究があり、本を読む人は知識が豊富で頭を使えるようになるので、より効率的にお金を稼ぐことができるということなんです。

もちろん本を読めば成功するわけじゃないけど、成功者は本を読んでいるとはよく言われますよね。

本には偉人の人生の全てが入っており、そんな人生を手軽に仮体験することができます。

つまり10冊読んだら10人分の経験や情報を共有することが出来るので、本を読む人と読まない人では人生が大きく変わってしまうくらいのチカラを持っているんです。

学校に図書室があるのはそれだけ人生に大きな影響を与えるからということですね。

というわけで、私も本を読みたいと思っているあなた。でも、もしかしたらこんな悩みがあるのではないでしょうか。

  • 「文字が多いから本って苦手」
  • 「すぐ眠くなっちゃう」
  • 「とにかくつまらない」

そう、みんな読書が嫌いなんですよね。私も昔は「マンガばかり見てないで本を読みなさい」と親によく叱られていました。

しかし、ある時から本が楽しくてしょうがなくなりました。そして、本を読むようになっただけでも辛かった人生がかなり生きやすくなりました。

つまり、本とは人生の攻略本。これを持っているか持っていないかで、人生の難易度は数段に楽になります。

 

というわけで今回は、そんな読書についてのメリットやコツを紹介していきたいのですが、

おそらく本を読むのが苦手なあなたはこちらの記事さえも読むのが苦痛にならないか心配です。

なので、記事の手助けをする分かりやすい目次を先に紹介します。

 

まず最初には紹介するのは【本を読むことのメリット】。本は知識を増やすだけでなく、意外なメリットがあります。

2つ目は、読書が苦手な人への【挫折せず楽しく読めるコツ】。つまらない本を楽しみながら読む3つのコツを紹介します。

3つ目はどの本を買えばいいか分からない人へ【本の探し方】を。

4つ目に、本以外にもあるオススメの【媒体】。スマホで読んだり音声で読んでもらえるサービスもあります。

最後には【読書効果を上げる方法】。ただ読むだけでなく、ちょっとした意識や一工夫で読書の効果を倍増させる方法があります。

 

あなたが気になるところだけ部分読み、流し読みしていただいてもOKなので、何か1つでも、この記事から何かを得ていただけたら光栄です。

それではさっそくいってみましょう。

本を読むことで得られる7のメリット

最近ではネットでも情報を得られるようになってきました。そのクオリティは本に書かれている内容にも劣らないほどで、私自身もこの記事の中に数々の本や得た知識を詰めこんでいます。

ではもう「本なんていらないんじゃないか」と思うかもしれませんが、実は読書にはそれ以外にも色んな効果があるんです。

それは、本の内容よりも重要なスキルだったりして、さらにそれを事前に知ってから見ることで意識的に能力を上げていくことができます。

それではそんな読書のやる気を上げてくれる意外なメリットから7つ紹介していきます。

1、知識が増える

本を読むと知識が増える。当たり前のことですが、本1冊にも入っている知識量はすごいものです。その人の全てが詰まっていると言っても過言ではないでしょう。

「本当に大切なことや重要なことは有料セミナーとかじゃないと教えてくれないんじゃないの?」

なんて考えていたこともありましたが、でももしあなたが本を出版するとなったらどうでしょう。

世界に一つの自分だけの作品ですし、全てを詰め込んで少しでも多くの人に読んでもらいたいと思いますよね。

私もセミナーを聞きにいったり直接会いに行って話を聞きにいったりもしたことがありますが、知識に関していえば本の中に全てが入っていると感じました。

1人の成功者の人生が1冊に詰まっている。そう考えたらすごい知識量ですよね。

2、悩みが解決できる

今あなたが抱えている悩みのほとんどは本で解決することができます。なぜなら、この長い歴史の中で一人がかかえるような悩みは既に誰かが解決しているからです。

あなたが今悩んでいる分野について、様々な角度から掘り下げて対策をうってくれている専門家達がたくさん本を出しています。

そういった先人からヒントを貰うことで、人生をより効率よく生きていくことが出来るようになるでしょう。

3、仕事でぶっちぎりで差が出せる

私自身の話で恐縮ですが、以前保険の営業をしていましてTOP3に入る成果を出していました。

「営業の才能があったんだよ」と言われることもありますが、私は人と話すのも上手くありませんしすぐ緊張する方でもあります。

では他の人と何が違うのかというと、本を読んでいたからだと思っています。

 

営業の本はもちろん心理学やコミュニケーションの本を読んでいた私は、どういった質問をして、どのような案内をすれば相手の心が動くかまでのやり方を知っていました。

周りの契約が取れなくて悩んでいる人達はみなそういった本を読んだことはなく、そして、その人達に教える先輩方も本を読んでいないので、「もっと頑張れ!」「気合いだ気合い!」などの言葉しかかけないんですね。

 

本には「契約を取れない人はこれをやりがち!こう変えよう」と、その人の悩みが具体的に解決できる方法があるのに、「本を読もう」とはならない人が多いです。

仕事以外にも同じように、お金の悩み、子育て、話し方、恋愛など、人生において重要なことも本を読むか読まないか、知ってるか知らないかだけで大きく変わることがたくさんあります。

4、知的ステータスが上がる

例えば運動、トレーニングをした場合には

【筋力・持久力・瞬発力・動体視力】

などの身体能力が上がりますよね。同じように本を読むと、

【洞察力・思考力・語彙力・文章力・想像力】

などの知的能力があがります。一つずつ解説していきましょう。

洞察力(本質を見抜く)

一般的な本だと300ページ以上はありますが、実は本当に重要な情報はその中の10%、つまり30ページくらいしかないと言われています。

なので内容だけ知りたいなら「まとめ記事だけ見た方が早い」となるかもしれませんが、本を読むことで10%の中から最も重要な情報だけを選び取れる能力を得ることができます。

この能力を得られると、現在の情報社会の中で振り回されて「もう何を信じていいか分からない!」とならず、ちゃんと自分に必要な情報だけを選び取れるようになります。

思考力

本を読みながら「ふむふむなるほど?」「これは違うんじゃないか?」「もっとこうしたらどうだろう」と考える時間が増えます。

マンガやアニメ、ドラマなどは基本なんにも考えずに見られますよね。私もよく映画を見たあとに「楽しかった〜」という感想だけで中身をなんにも覚えてない時があります。

本は理解していないと先に先に進めないので、一つの言葉でもその分考える量が増え思考力が高まるでしょう。

語彙力

語彙力(ごいりょく)とは「言葉をどれだけ知っていてどれだけ使えるか」という能力です。

身体能力で表すと語彙力は「技」。本はまさに指南書ですね。

「ヤベー!スゲー!」だけでも会話できる人がいますが、それはストレートパンチだけの状態。語彙力があると、言葉のフックや踵落とし、ラリアットなどどんな相手にも対応できるようになります。

文章力

文章力はやはり本を見ることでアップしていきます。こういった文章を書くのも、やはりどこかで見たり聞いたりした本のスキルが文章力として役に立っています。

また、仕事以外にも基本的なコミュニケーションは言葉を使いますよね。自分の想いを文章に起こせる人は、言葉でも上手く伝えられるようになるので、実は一生使える能力になります。

想像力

想像力やアイデア。こちらも思考力などから得られるチカラです。

小説を例にするとわかりやすいですが、アニメや映画ではキャラクターや背景が描かれています。しかし、小説ではそれらが文章でしか描かれていないので、自分で想像するしかありません。

「ドラえもんを描いて」と言われたらみんな同じものを描きますが、「桃太郎を描いてみて」と言われたら人それぞれ違ったイメージの桃太郎が出来上がる。そんな想像力を鍛えられます。

5、モチベーションを高める

本は基本ポジティブなことしか書かれていませんよね。その通り、読書はあなたのモチベーションを上げてくれます。

また、例えばあなたの周りに誰も挑戦している人がいなかったら自分だけ動き出すのが不安になってきますよね。

ですがビジネス書や自伝をたくさん見ていると、読む本読む本みんなが挑戦しているので、挑戦することが当たり前になってくる感覚になります。

本を読むことでモチベーションが上がり、やれば自分でも出来るかも!と良い方向に導いてもらえるでしょう。

6、趣味になる

「ためになる」ばかりでなく、そもそも読書自体が趣味になります。

もちろんそれは小説じゃなくても、趣味でビジネス書や自伝を読んで、自分の身につくことが楽しい。成長するのが嬉しいと、まさにスポーツなどと同じ趣味となります。

さらに良いのは一人でどこでも、本1冊あればできるということ。たまには朝にカフェでコーヒーを飲みながら読書なんて気持ちいいですよ!もちろんテラス席でね!

7、自分のことを知れる

あなたは自分の事が分かりますか?実は本当の自分を知っている人って少ないんですよね。

自分はどういうタイプで何が得意で、どんなことが好きなのか。分からないから人は苦手な職種についてしまったり、恋愛で同じ過ちを繰り返してしまったりするわけです。

人を知るということは自分を知るということ。本はたくさんの自分に気づかせてくれます。

苦手な人でも挫折せず楽しく読めるコツ

続いては、「本は読みたいんだけど苦手」という人に向けて、楽しく読んでいくコツみたいなものを3つ紹介していきます。

読書って知的なイメージがありますが、私自身本を読むと言ったら「意外〜」と言われるぐらい知能が少なそうな印象をしています・・・。

そんな人でも気軽に楽しんで読めるコツを見ていきましょう。

1、興味ある本を読む

「読まなくちゃいけない!」と思って読む本ほど苦痛な本はありません。

例えば今この記事だって「本を読みたい!」と思っているから読めているわけであって、もし知人にいきなり「この記事読んでみ?」って言ってもまず読んでもらえないでしょう。

よく人にオススメされて無理やり本を貸されたり、またスキルアップのために読まなきゃと嫌々読む本もありますが、本当に意味がありませんよね。

逆に、本当に心に不満がある時にはそのジャンルの本を楽しく読むことができるでしょう。だって、その悩みを解決してもらえるかもしれないのですから。

なのでしっかりと自分の求めているジャンルに合ったものを選びましょう。

2、ファニーとインタレスティングの違い

「本はつまらない!マンガの方が面白い!」

というのが一般的意見ですが、本はどのジャンルでもとても面白く読むことができます。

面白いという言葉の意味は「funny」と「interesting」の2つがあります。

funny(ファニー)は笑いの方の面白い、interesting(インタレスティング)は興味や関心の面白いですね。ガリレオを演じる福山雅治さんの「実におもしろい」の方です。

本はまさにインタレスティングの面白さがあるので、是非興味や関心を持って読んでみると一層面白く読むことができるでしょう。

3、まずは1冊でOKです!

よくある失敗例として、やる気が出て「よし本を読んでみよう!」とブックオフで数冊買いまくってしまう人もいますが、この場合ほとんど読まないですぐ売りに行くことになるでしょう。

なぜならば、こうすると”本を読む”ということ自体が目的となってしまうので、「読まなきゃ!」「まだ3冊も残ってる・・・」とどんどんネガティブになっていってしまうからです。

本が苦手な人はまずは1冊から。これだ!って本を1冊だけ選んで買うようにしてください。

 

え?どんな本を読めばいいのか分からない?分かりました。続いてはそんな本選び方を紹介していきます。

人生を変える本の探し方

本を読むことの大事さが分かったけど、もう一つ重要なのが「どんな本を読むか」。というか「なんの本を読めばいいのか教えて〜!」という人も多いと思います。

あなたの悩みに対してたくさんの本が出ているのはいいのですが、その分選べなくなっているのも事実ですよね。私もよく迷います。

というわけで、そんな本の選び方を見ていきましょう。

新しい本を選ぶ

意外と見落としがちなのですが、実は本には賞味期限があります。なぜなら情報は時代と共に更新されていくからです。

例えば昭和のビジネス書を買ってしまった場合、昭和の成功の方法と令和の成功の方法はまったく違うというか、真逆なことすらもあります。

常識は変わっていくものなので、ものにもよりますが出来たらその年の、最低でも1.2年までに発売された本を優先して選ぶようにしましょう。

ちなみに変化の激しいネット系のビジネス本は2年前のものでも古くなりますのでお気をつけて!

試し読みをする

本屋さんや探す場合には、実際に中身を確認してから変えるので、中をチェックしましょう。

チェックするポイントは大きく3つです。

  • 著者プロフィール
    どんな人が書いているのか
  • 目次を見る
    全体の流れを見て、自分の欲しい答えが書いてあるか
  • 文章の感じを見る
    専門用語ばかりで読みづらくないか

この3つを見て納得できれば読む価値アリと思って良いでしょう。

ランキングを見る

本屋さんやAmazonなどには、おすすめやランキングが紹介されています。

本のジャンルも選べますし、売れ筋ランキングや新着、人気度順など細かく見ることが出来ますし、Amazonなら口コミも見れるので、ざっくりとどんな内容なのか、良い本なのかが選定できます。

ちなみに「売れていれば良い本」とは言い切れませんが、売れている本ほど幅広い層に読みやすいとも言えるので安心です。

YouTubeを使う

昔ネットがまだない時代、CDを買う時に「ジャケ買い」という、ジャケットだけを見て買うというかなりリスキーな手法がありました。

それで当たったら運命的な出会いを感じて楽しかったのですが、たいていは「なんだこれ」というハズレを引いてしまうんですよね。

しかし、本だけは現代でもジャケ買いをする人が多くいます。これは失敗してしまうし、「つまらない!本はもう読まない!」なんてなったら最悪です。

 

というわけで、ネット社会の現代ではYouTubeを利用しましょう。

たくさんのYouTuberさん達が、色んな本のレビューや解説をしてくれているので、そこで興味を持った本だけを買えば間違いありません。

以下おすすめYouTubeチャンネルを紹介しますので参考に、あなたの読んでみたいジャンルもYouTubeで検索して本を紹介している人がいないか探してみてください。

文学YouTuberベル さん

小説やエッセイ、ビジネス本や自己啓発など幅広いジャンルの本を紹介してくれています。


モチベーション紳士 さん

ホワイトボードアニメーションを使って、ビジネス書・自己啓発書を中心に紹介しているチャンネルです。5分〜10分で概要をめちゃくちゃ分かりやすく紹介されています。


なにで読む?3つの媒体

今では本はスマホでも読めるようになりました。本はかさばりますがデータなら本棚もいりませんし、好きな時に気軽に読むことができます。

他にも音声で読み上げてもらえるアプリがあったり、逆にそんなアナログの本にもまた良いところがあったりします。

ちなみに私自信はどれを選んでるわけでもなく、それぞれ特色があるので全てを使い分けています。

続いては、本はどんな媒体で読めばいいのか、それぞれのメリットを紹介していきます。

紙の本

基本的には未だに紙の本で読むことが多いです。ビジネス書や自己啓発など「良い本」なら特に紙で読みます。

理由としては以下の通り。

  1. 目が疲れにくい
    毎日スマホばっかり見てるので目の休憩したい
  2. 書き込める
    直接ペンでチェックしとくと読み返しやすい
  3. 全体が読みやすい
    なんだっけと思った時の戻し読みが一発
  4. 所有欲が満たされる
    実物があると嬉しいし読む気になる

ただこれらの理由の通り、よく読み返したり気に入った本ならいいですが、1回しか読まなそうな流行り物の本や、ミステリーなどはスマホで読むのもオススメです。

スマホアプリで読む

Kindle

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スマホやタブレットで本を読みたいならAmazonKindleが便利です。

アプリをダウンロードし、AmazonIDでログインをしたら、後はAmazonでKindle版の本を購入すればすぐに見ることが出来ます。(もちろんアプリ内でも買えます。)

いつでもどこでも気軽に買えて読めますし、ネットを見る感覚で読めるので読書嫌いな人は特にはじめやすいかもしれません。

最近では本を聞ける

Amazonオーディオブック - オーディブル

Amazonオーディオブック – オーディブル

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今ではオーディオブックという、本をナレーターが読み上げてくれる音声コンテンツが出来ました。こちらもAmazonが出していて、ビジネス書から小説まで既に40万以上の本が対応しています。

文字を読むのが苦手な人はもちろんのこと、時間がない人でも、

  • 通勤・通学中に
  • お散歩・ランニング中に
  • お風呂や寝る前に
  • 料理や掃除中に

などなど、手も目も使わずに”ながら読書”ができます。

音声でも内容が入ってきやすいので、どうしても読書するの難しいという人は是非使ってみましょう。

効果倍増!読書効果をグンと上げる方法

読書はするに越したことはありませんが、ただ読書をするだけじゃ何も変わらない場合もあります。

個人的な話ですが、以前ブロッコリーが栄養あると聞いてよく茹でて食べてたのですが、後から「茹でたらビタミンC流れ落ちるよ」と言われて絶望したことがあります。

そんな感じで、より効率よく栄養素を吸収できるように読書もしていくことが大事ですよね。

最後には、そんな読書の効果をもっと上げる方法。そして、もっと簡単にスラスラと読める方法を合わせて紹介していきます。

環境を作ろう

本を読む時には集中できる環境を作りましょう。

無理ない楽な体勢でコーヒーでも飲みながら、テレビは消して音楽もかけるなら気が散らないように歌のないものをBGMに選びましょう。

また、自宅以外にも公園やカフェ、図書館なども読書しやすいですね。電車の中やお風呂の中でも快適です。

あと、表紙はペラペラして邪魔なら取った方が気が散りにくいです。

著者プロフィールをチェック

話し手がどんな人なのかを知っていたほうが本の内容も理解しやすくなります。

まず先に著者プロフィールを見て、どんな経歴がある人なのかを先にチェックしておきましょう。

見出しだけ読む

小説などのストーリーがあるならば「この後どうなるんだろう」と進展していくところを楽しめますが、本はあらかじめ全体像が分かっていた方が読みやすいです。

まずは見出しだけズラっと読んでどのような流れなのかを把握。取捨選択をして、興味のない部分は読み飛ばしたり流し読みしてもOKです。

メモを取る

本を読んだことは必ずメモを取りましょう。なぜなら、読んだらほとんどの内容を忘れてしまうからです。

同僚が有名なビジネス書を読んだというので、どうだったと聞いたら「良かったよ」とだけ言いました。小説じゃないんだから!

別ノートに取ってもいいですし、スマホのメモに入れていってもいいですし、私なんかは本の空白に書き込んだり、大事なところをマーカーで線を引いておいたり、付箋を貼っつけたりしています。

よく「本をキレイに保ちたい」としたり「読んだら売るから」とする人がいますが、一番はこの本をどれだけ人生に役立てるかなので、メモを書いてしっかり復習できるようにしたほうが価値があがります。

実践する!!

読書する時に必ず覚えておきたいのが、「分かる」と「出来る」は似て非なるものということです。

ゴルフで考えてみましょう。スイングのやり方をいくら読んでも「分かる」ようになるだけ。実際に「出来る」ようになるには、その通りに何度も繰り返して練習するしかありません。

しかし、ビジネス書や自己啓発にいたっては特に、分かっただけで満足してしまう人がいるんです。

 

一つ覚えたら必ずメモして何度も実践する。それを繰り返す。

それをして初めて「本を読んだ」から「本を読んでこれが出来るようになった!」となります。これはもう同じ読書でも雲泥の差ですよ!

10冊読むより1冊を10回

私は10冊の本を読むよりは1冊の本を10回読む派です。

もちろんそうしなくてはいけないわけではありませんが、楽しかった、面白かったと思える良い本は、何度も読んでいるとすぐに内容を思い出せるくらいに心に刻まれます。

マンガやドラマもそうなのですが、やはり1回見たものよりも繰り返し見た方が、1回目よりも新たに気づきがあったりして、後に語れるようにもなるんですよね。

そうすることで実践しやすくもなりますので、是非お試しください。

速読って効果ある?

「本を読むのが時間がかかっちゃう」という人は速読も気になるところですが、こちらはほぼ意味がありません。

「本を読む」のが目的な人なんていませんよね。「本を読むことで何かを得たい」と思っている人が大半だと思います。

速読の方法として、目の動かし方や周辺視野を鍛える方法があり、これはこれで楽しいんですが、早く読めても内容は理解できません。

「1時間に2冊読めた!」となっても、明日には全て忘れているでしょう。

本はゆっくり時間をかけて読むことで知的能力も上がりますし、身につくまで焦らずゆっくり、何度も読みましょう。

まとめ
人生が変わる本→本を読んで自分で変える

それでは、この記事の内容をここだけでザックリと分かるように、一気にまるまるまとめていきたいと思います。

まずは【本を読むメリット】

知識や情報だけならネットでも得ることができるようになりましたが、本を読むことで知的能力を上げることができます。

特に本質を見抜く「洞察力」は重要で、溢れる情報社会の中で何が自分にとって重要なものなのかを取捨選択することができるようになります。

次に、読書が苦手な人への【挫折せず楽しく読める方法】

こちらは、まず興味ある本だけを読むこと。そして、新たな情報を得ることに楽しみを見つけること。また、始めは何冊もか買わずに1冊から始めましょう。

続いて、どの本を買えばいいか分からない人へ【本の探し方】

新しい本で人気の本を選ぶ。ネットではランキングも参考にしましょう。最近ではYouTubeでもたくさんの本を紹介されています。

読む【媒体】については、本・アプリ・音声で読み上げてくれるオーディオブックの3つがあります。こちらはあなたのライフスタイルに合わせて選ぶといいですね。手軽に始めるなら紙の本を選んでみましょう。

最後に【読書効果を上げる方法】

こちらを一言でいうと、目的を「本を読むこと」にならないように、その本を読んで「何かを得る」ために読んでいきましょう。

そのためには、得た知識をアウトプット、実践していくことが重要となります。

 

 

さいごに、

「人生を変わる本」というものは存在しません。もし10万部売れたベストセラーが「人生が変わる本」なのだとしたら、10万人の人生が変わったってことになりますよね。

そうではなく、その本を読んで実際に行動に移し、その本をキッカケに人生を自分で変えること。そうして初めてその本が「人生を変える本」と呼ばれるようになります。変わるんじゃなくて自ら変えるんですね。

 

と、まぁ難しいことをたくさんお話してきましたが、本を読むのにデメリットはありませんし、素敵な本に出会えるととても嬉しいです。

ぜひこの記事をキッカケに、あなたの読書人生の手助けができればとても光栄に思えます。

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